天神前クリニック|整形外科|呼吸器内科|アレルギー科|一般内科

診療案内

Medical

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診療案内

担当医師:浅見 泰宏

体幹と四肢の運動に関与するすべての器官を運動器といいます。その役割は体幹や四肢の機能を健全に保ち日常生活を維持することです。運動器の障害は運動の自由を奪い、生活の質を低下させ場合によっては生命をも脅かします。運動器疾患により低下した生活の質を取り戻し悪化を予防することを主たる職務とする診療科が整形外科です。

診察、検査などを行い診断をつけるまでの過程は内科も外科も同じですが、その後の治療を手術ではなく薬物を使用して専門的に行うのが内科と言われています。呼吸器内科は手術ではなく薬剤を使用して呼吸器疾患を治療する診療科です。アレルギー内科はアレルギー疾患(例えば気管支喘息、アレルギー鼻炎など)を薬剤で治療します。

私たちが正確な診断を下す上で大きな手助けとなるのが臨床検査です。現代、電子医療機器の発達とともに目覚ましく進歩しました。その結果、より一層病状を把握できるようになり診断だけでなく重症度や治療方針の決定、治療効果の判定、予防、生活指導にも不可欠なものとなりました。当院で行っている検査を紹介いたします。大滝先生は呼吸器が専門なので特に呼吸器疾患で行なう検査が充実しています。

More Service

ご相談のことなら

ご質問・ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

整形外科

Orthopedics

体幹と四肢の運動に関与するすべての器官を運動器といいます。その役割は体幹や四肢の機能を健全に保ち日常生活を維持することです。運動器の障害は運動の自由を奪い、生活の質を低下させ場合によっては生命をも脅かします。運動器疾患により低下した生活の質を取り戻し悪化を予防することを主たる職務とする診療科が整形外科です。

保険診療のご案内

骨折や関節痛、神経痛などケガや痛みがある場合は保険診療の適応になります。 保険証を必ず持参いただきますようお願いいたします。

※同一病名で複数箇所の保険医療機関にかかることは原則として禁じられています。現在他でおかかりの場合は、デジタル画像などを持参していただきご提出をお願いいたします。

※基本、同一疾患での医療保険と介護保険によるリハビリテーションの併用は認められておりません。

※基本、保険診療と保険外(自費)診療(例えば、インフルエンザなどの予防接種、市民健診、自賠責など)を、同日に行うことは認められておりません。患者様にはご面倒、ご不便と思いますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

腰痛について

腰痛にはいろいろな原因があり、また病態により治療法が異なるため、正確な診断が重要です。必要に応じてX線(レントゲン)検査、MRI検査、血液・尿検査などを行います。

予防と治療

内服薬、ブロック注射療法、コルセットなどの装具療法、牽引などの理学療法、運動器リハビリテーション、手術治療があります。腰痛で日常生活が制限されてしまうと体力が低下し、腰を支える筋力も衰え柔軟性も低下します。また精神的にも落ち込むために、さらに腰痛がおきやすくなります。悪循環を断ち切るために整形外科でご相談されることをお勧めします。

腰痛の原因は?

筋肉の緊張、炎症、椎間板の変性、筋力の低下、股関節の拘縮による姿勢の変化、場合によっては化膿性脊椎炎や脊髄腫瘍、尿路感染などとても書ききれません。 特に安静にしていても痛みが軽くならない、しだいに悪化する、発熱している、下肢がしびれたり力が入らない、尿漏れがするなどの症状を伴っている場合は、放置したり自分で管理することは禁物で、すみやかに整形外科を受診されることをお願いします。

腰部脊柱管狭窄症の症状

もっとも特徴的な症状は、長距離を続けて歩けなくなり、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。腰痛は強くないこともあります。安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばす動作で、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。すこし前かがみになったり、座るとしびれや痛みは軽減されます。

腰椎椎間板ヘルニア

腰、臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りずらくなります。背骨が横に曲がる(疼痛性側弯)、重いものを持つと痛みが強くなることがあります。

腰椎圧迫骨折

尻もち、転倒により強い外力が生じ外傷性椎体骨折(圧迫骨折)になります。胸腰移行部に生じた場合、重症では両下肢麻痺を生じたり、他の骨軟部損傷を伴うこともあります。 原因としては骨粗鬆症によることも多いですが、若い方でも転倒や事故によりおきる場合もあります。

腰痛の治療法

腰痛にはいろいろな原因がありその原因ごとに治療法があります。今回は整形外科領域の腰痛(腰を中心とした骨や神経、関節、椎間板、筋肉に原因がある腰痛)についての説明になります。

薬物療法

腰痛で日常生活が制限されてしまうと体力が低下し、腰を支える筋力も衰え柔軟性も低下します。また精神的にも落ち込むために、さらに腰痛がおきやすくなります。悪循環を断ち切るために数週間から数ヶ月内服で痛みを取ることが必要になります。 痛みのない生活をすることで悪循環が断ち切られ、 その後徐々に投薬を減らしていくことになります。

装具療法

これは体幹を固定することで運動を制限し椎間板への負担、腰周囲の筋肉への負担を減らすこと目的としています。

リハビリテーション

腰痛の原因により様々な方法で治療します。 電気を当てたり、牽引したり、筋肉をつけたり、柔軟性を上げたり 状態に応じた様々な治療法があります。

ブロック療法

「痛み」が発生すると、自律神経のひとつ「交感神経」が緊張して毛細血管が収縮し血行が悪くなります。血行を良くしないと痛み物質が滞り、炎症は治りにくく、痛みはどんどん強くなってしまいます。そして、自律神経失調症を招いてしまう原因ともなります。神経ブロック療法には、血行を良くする働きがありますので、この痛みの悪循環を断ち切ることができ、治癒を促進します。

呼吸器内科

Respiratory department

のどがつまる、のどにひっかかる、胸がつかえる、咳が出る、咳が止まらない、息苦しい、ぜいぜいする、痰が出る、血痰がでるなどの症状ございましたらご相談ください。

咳(せき)について

咳は一般内科外来で最も多くご相談を受ける症状で、呼吸器疾患の代表的な症状です。 咳の大半はいわゆる風邪で、多くは1週間程度で自然治癒します。したがって2週間以上持続する場合は風邪以外の原因を考えてみなければなりません。

咳(せき)の種類と症状、診断について

咳は痰のからむ咳と、痰がからまない空咳に大別されます。 粘性で黄色や緑色の痰が絡み、かつ発熱がある場合は、肺炎や結核感染症がないかを調べる必要があります。胸部レントゲン撮影検査で、両肺野に肺炎を疑わせる浸潤影がないか確認します。 肺炎の多くは細菌感染症で喀痰培養検査で起炎菌を調べますが、肺炎球菌、インフルエンザ菌、クレブシェラ菌などが多く、通常起炎菌を想定して抗菌薬治療を開始します。

一方、発熱がなく空咳が続く場合は喘息や百日咳感染症、マイコプラズマ肺炎が疑われ、聴診肺音所見や咳の出現状況、血液検査結果などを総合的に判断して診断・治療します。

また、気管支疾患以外で咳が生じることがあります。鼻炎で鼻水が咽頭喉頭に落ち込む後鼻漏や、胃食道逆流症(いわゆる逆食)、さらには心不全が慢性咳嗽の原因になることがあり幅広く診察することが重要です。

胸の痛み、息苦しさについて

呼吸困難、胸痛なども呼吸器疾患の代表的な症状です。若年男性で急に胸が苦しくなり、胸や肩が痛む場合は自然気胸が第一に疑われます。軽度の気胸は安静で軽快しますが、中等度以上は入院加療が必要となります。 また、ウイルス性胸膜炎で深呼吸すると胸が痛くなることがありますし、胸水が貯留して息苦しくなることもあります。片側性の胸水貯留は、喫煙歴がある場合はとくに肺がんがないか調べてみる必要があります。

呼吸器検査は胸部レントゲン撮影が基本で必要に応じて外注でのCT検査を行い精査します。詳しくは画像診断検査、喀痰検査、血液検査、呼吸機能検査所見を併せて診断していきます。 呼吸器疾患は風邪から始まり、気管支炎、肺炎、結核や非定型抗酸菌感染症、喘息、気胸、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎など様々です。肺結核感染症は決して昔の病気ではなく今でもしばしば診断されるので対応に注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中無呼吸(10秒以上)を繰り返す疾患です。ひどい場合は日中の眠気、疲労につながり長期的には高血圧や心疾患の悪化につながります。自宅で簡単にできる無呼吸検査を行い中等度以上の場合は、CPAP治療を行うと著名な改善を認めます。

ニコチン中毒症

禁煙外来(治療期間約3か月間)で治療します。内服薬と貼付剤がありそれぞれ患者様に合った薬を選びます。計5回来院してもらいます。

アレルギー科

ALLERGY

アレルギーとは、体内に入った異物に対して、それを排除しようとする免疫反応が過剰に起こった状態を言います。
アレルギー反応が原因の病気には、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、花粉症などがありますのでご相談ください。

喘息を代表とするアレルギー疾患について

アレルギーといっても幅広く、喘息、食物アレルギー、花粉症、鼻アレルギー、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、薬物アレルギー等多種多様です。 喘息(気管支喘息、アレルギー性喘息等とも言います)は、もともとアレルギー素因があって起こるアトピー型喘息とそういった素因が全くないのに起こる非アトピー型喘息があり、お子様の喘息はほとんどがアトピー型です。

ただし、喘息は以前と比べ、ステロイドの吸入薬などの普及により重症化する割合は減ってきており、入院まで必要とする場合は少なくなっています。しかし、一部にはまだセルフコントロールが出来ない方も多くおられ、喘息治療の根本は、症状が出た時だけ喘息発作を抑えるということではなく、風邪などをきっかけにして喘息発作が起こらないよう、常日頃からセルフコントロールしていくことが重要です。

花粉症について

2~5月頃にかけては、花粉症に悩まされる方も多いと思います。 これはスギ、及びヒノキを抗原としたアレルギー反応です。花粉症は期間が限定的ですので、抗アレルギー薬などでコントロールすることが多いです。毎年症状がひどい人は免疫舌下療法が有効です。尚、1年を通じて鼻アレルギーがある方の場合は、抗原はダニの死骸などを含めハウスダストだったりすることも多いので、気になる症状などがあれば、ぜひ一度ご相談にお越しいただけたらと思います。

蕁麻疹について

蕁麻疹は、たいてい体調不良の時に起こることが多く、蚊に刺されたように湿疹が出来ることが多く見られます。 お薬を服用すると3~4日でほぼ治りますが、接触性皮膚炎も多くて樹液かぶれやネックレス等の金属アレルギー、シャンプーや洗剤、染料で皮膚炎が起こることもあります。また、薬疹も時に見られますので、その時はどのお薬でアレルギーが発生したかを覚えておかれると良いでしょう。

舌下免疫療法

ごく少量のスギのエキスを毎日舌下することで、少しづつ身体がスギに慣れ過剰な免疫反応を起こさなくする治療法です。そのため花粉の シーズンではない6~11月に開始します。治療期間は3~5年です。効果の持続期間は数年の人もいれば一生有効な人まで様々です。ダニの免疫舌下療法もあります。

一般内科

INTERNAL MEDICINE

風邪、インフルエンザなどや高血圧、高脂血症、肥満などの生活習慣病、糖尿病などさまざまな内科疾患の症状について診察を行います。検診で異常を指摘された方もご相談ください。

風邪

症状…咳、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、痰、発熱など。

原因の9割がウィルスによるものですが細菌による二次感染にも注意が必要です。重症化すれば気管支炎や肺炎にもなることがあり早めの治療を心がけましょう。

インフルエンザ

症状…38℃以上の高熱、関節や筋肉の痛み、強い倦怠感など。1~5日の潜伏期間の後、風邪よりも急激に発症し症状が重いことが特徴です。

インフルエンザウィルスには強い感染力があり短期間で多数の患者に広がり免疫力の低い乳幼児や高齢者は重症化しやすいため二次感染合併症を防ぐためにも早めの受診をお勧めします。

熱中症

症状…吐き気、倦怠感、食欲低下、頭痛、発熱など。

炎天下を含めた熱い環境でおこる体の異常で高齢者などは室内でも発症することもあります。

生活習慣病(高血圧、高脂血症(高LDL血症、中性脂肪高値)糖尿病)

主に運動不足や食生活の乱れと言った生活習慣の不摂生が深く関わっている疾患。積み重なると心臓病や脳卒中などの疾患に結び付く可能性が高く症状のないうちに生活習慣を見直し必要に応じて薬物療法を行うことが大切です。

痛風

症状…突然、関節が激しく痛む。発赤を伴う腫脹。

足の親指の付け根に多いですが足首や膝、肘、指などの関節にも発症することがあります。 高尿酸血症によることが多く、その原因としてプリン体の摂取過量が考えられます。プリン体はお酒やレバー、エビ、いわし、カツオ等の魚介類などに多く含まれます。 しかし、日本人は食べ物による原因よりも尿からの排泄が悪いために生じることが多く節酒や水分摂取の方が有効なことが多いです。痛風は整形外科でも診察、治療を行っています。

当院で行う検査

EXAMINATION

私たちが正確な診断を下す上で大きな手助けとなるのが臨床検査です。現代、電子医療機器の発達とともに目覚ましく進歩しました。その結果、より一層病状を把握できるようになり診断だけでなく重症度や治療方針の決定、治療効果の判定、予防、生活指導にも不可欠なものとなりました。当院で行っている検査を紹介いたします。大滝先生は呼吸器が専門なので特に呼吸器疾患で行なう検査が充実しています。

整形外科で行う検査

レントゲン検査

運動器の各部位にX線を照射し骨、関節の状態をみます。患者様から「骨は大丈夫?」とよく聞かれます。骨折の状態、骨腫瘍の有無は皮膚の上から見てわかるものではありません。そこでレントゲン検査が必要となります。1回の被爆量は胸部0.04mSv,腹部1.2mSv,胸部CT7.8mSv,腹部CT7.6mSvで、骨関節の被爆量はさらに低いとされています。一般的には一度に200mSv以下の被爆では放射線障害はないといわれ、1000mSvを超えると白血病や癌が発生する恐れがあると言われています。

超音波検査

レントゲン検査では観測できない軟骨、筋肉、靭帯の損傷や軟部腫瘍、関節内病変などの状態をみるときに行います。

骨塩定量(骨密度)検査

骨粗鬆症を診断する上で重要な検査です。診断だけでなく重症度つまり骨折リスクを予知することにも役立ちます。

内科で行う検査

胃・食道内視鏡検査

胃痛、胃もたれ、胸やけなどがひどい時あるいは繰り返す時には、胃がんなどを見逃さないためにも検査を行います。胃に異常がある時はピロリ菌検査も行いピロリ陽性の場合は飲み薬でピロリの除菌を行います。

スリープスタディ

睡眠時無呼吸症候群の診断のために行います。自宅で一晩簡単なモニターを装着してもらうことで検査が可能です。

超音波検査

1. 腹部:胆石、脂肪肝、肝・胆・膵臓の病気、腫瘍などを発見するときに有用です。
2. 下腹部:前立腺肥大、前立腺癌、膀胱疾患などの有無を診ます。
3. 頸動脈:頭部へ行く頸動脈動脈硬化の程度をみることで頭部CT,MRI検査を行わなくても血管が詰まりやすいか否かを予測できます。

24時間ホルター心電図検査

電極を3か所に取り付け自宅あるいは職場で24時間いつもどうりに生活してもらいます。1日の中で不整脈がどれ位あるのか、危険な不整脈があるのかがわかります。

呼吸機能検査

COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息の診断と治療でよくなっているのか経過をみるために行います。

一酸化窒素濃度測定

喘息における気道の炎症の程度をみるために行います。治療で炎症が改善すると数値が小さくなり客観的な指標となります。

一酸化炭素濃度測定

禁煙外来で行います。きちんと禁煙できていると低値になり、治療継続のモチベーションにもなります。